農業用排水路に木炭を水質浄化資材として設置し、富栄養化物質(肥料成分)の除去と回収についてのデータを蓄積しています ((社)国土緑化推進機構「国民参加による間伐及び間伐材の利用促進事業」平成21~23年度)。 また、肥料成分を吸着した木炭を回収して農地の土壌改良資材として再利用をしています。
間伐材の利用促進事業
木炭浄化マットによる農業排水浄化実験報告書 
結果
4-1. 木炭浄化マットの製作及び農業排水路への設置イベント
木炭浄化マットの製作、設置作業を地元の小学校の児童らとともに実施した。
まず、青い森國土保全協同組合の施設において、森林整備の必要性や木炭の持つ水質浄化能力について簡単な模擬実験を示しながら説明し、 その後炭化炉の見学を行った。木炭浄化マットの製作では、参加した50人の児童を4班に分けて10袋ずつ、合計40袋の木炭浄化マットを製作した。
その後水質浄化試験を実施している農業排水路に移動して、製作した木炭浄化マットを敷設した。
  • 森林整備の必要性や木炭による浄化の説明
  • 木炭を使った水質浄化の模擬実験
  • 木炭浄化マットの製作(1)
  • 木炭浄化マットの製作(2)
  • 水路への木炭浄化マットの敷設
  • 木炭浄化マット敷設後の水路

東奥日報 2011年10月4日掲載

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