木炭は、土壌の団粒構造、保水力、透水性、通気性などの改善と共に、 土壌微生物に棲家を提供することで微生物性が向上することで根圏環境の改善が期待できる政令指定土壌改良資材です。 特に、比表面積が200~400m2/gと広く、多孔質であることから農作物が利用できる「易有効水分量」が120~150ml/100gと大きく保水性に優れています。
 
土壌改良資材
木炭は政令指定土壌改良資材であり、500~800℃で炭化した下の写真に示すような粒状の黒炭が適しています。

主な用途(林野庁ホームページ)
http://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/mokutan/youto.html
新用途炭の用途別基準(日本特用林産振興会)
http://www.nittokusin.jp/14_shin_youto_mokutan/youtobetukijun.html

 
融雪効果
土壌改良資材用の木炭を雪上に1.3リットル/1m2散布し,7日後の木炭の融雪効果を確認しました。
(2012.03.青森県つがる市)

融雪実験